SLAM100

SLAM100

SLAM100は手持ちLiDARスキャナーで、360°回転するヘッドと高精度な3Dポイントクラウドデータを提供します。
5メガピクセルカメラ3つを搭載し、広角視野でのテクスチャ情報取得とパノラマ画像生成も可能です。
内蔵制御とリチウムバッテリーの統合設計により、即座に作業を開始し、効率的にデータを取得できます。
携帯性とマルチプラットフォームの取り付け能力を活かし、測量やマッピング、3Dデジタル化に利用されます。

特徴

精度

状況により1cmまで
(標準は2cm相)

電池搭載

4本の電池で2時間半の連続データ取得が可能です。
(また、交換用バッテリーや外部電池パック(別売)も利用できます。)

GCP

地面にSLAM100を置くだけで
基準点(GCP)が自動的に登録されます。

5MPカメラ3台搭載

点群の取得よ同時に、色付け用の撮影やパノラマ写真の取得が可能です。

SLAM GOアプリ

AndroidやiPhone向けのアプリで、リアルタイムの点群撮影が可能です。

SLAM GO POST PROソフト

PC向けの高性能後処理ソフトウェアが含まれています。

サポート

日本国内でも購入後、1年間技術サポートが提供されています。

製品スペック

レーザースキャニングの視野角(FOV)270°×360°
カメラの視野角(FOV)200(H)×100°(V)
相対精度2cm
絶対精度5cm
ストレージ32GB(標準)
電源供給交換可能電池又は外部電源
外部電源供給の電圧20-30V
バッテリー容量3350mAhx4
バッテリー持続2.5時間
消費電力25W
動作温度10℃-45℃
動作湿度相対湿度85%以下
重量1588g (バッテリを除く)
寸法372x 163x 106mm (ベースを除く)

コンポーネント紹介

①レーザースキャナー
②回転ヘッド
③3つのカメラ
④NFC
⑤状態表示機
⑥スタートボタン
⑦SDカードスロット
⑧拡張インターフェース
⑨取り外し可能なハンドル
⑩USBインターフェース

可視光カメラ

水平に配置するために
3つの500万画素カメラが採用されました

270°×360°レーザーFOV

SLAM100のレーザースキャナは、回転スキャンを通じてデータを動的に収集し、2/0X360ネルドまたはビューを形成できます

SLAM+RTK - SLAM100+SRTK+GNSS

基準点がなくてもそのまま背負って歩きながらGNSS信号を受信する、自転車や車でも(時速20kmまで) 利用可能

多機能Protable RTKモジュールLiDARバックパック

S-PACK100は、S-RTK100A、SLAM100、S-PANO100パノラマカメラモジュールと外部バッテリーを一緒に取り付けることができるプラットフォームで、SLAM100の作業効率を向上させます。

SLAM GO

SLAM GOは、SLAMと連携して使えるモバイルアプリです。

このアプリは携帯電話を通じてSLAMに接続できプロジェクト管理、リアルタイムのポイントクラウド表示、画像プレビュー、ファームウェアのアップグレードなどの機能を実行できます。 AndroidおよびiOSオペレーティングシステムに対応しています。

SLAM GO POST Pro

UAV Managerプロフェッショナルエディションに含まれるSLAM GO POSTは、SLAMで収集したデータを編集するためのソフトウェアです。

このソフトウェアは、収集したデータの後処理、高精度かつ高解像度のカラーポイントクラウドの生成、部分的なパノラマ画像の作成、ポイントクラウドの表示、最適化処理を行うことができます。

GPS位置情報基準局: 2つの種類

「精密点群作成:基本知識と手順」

60km以内のスキャン対象地域に
位置するGNSS基準局を、
CORSネットワークを通じて
イーサネット経由で移動局に接続し,
リアルタイムキネマティック (RTK)
による位置情報を 直接送信します

移動局と固定基準局を
リアルタイムキネマテイック (RTK)
で接続し、基準点を確定する手法

基準点を使用しない方法は手軽である一方、GNSSのRTK受信障害や
インターネット接続の問題が発生した場合に備え、固定基準局を設置してVPPK(後処理キネマティック)処理を行う選択肢も有効です。
特に長時間のスキャン作業では、PPKの準備をしておくことで、
測量作業の信頼性と正確性を確保することができます。

点群作成方法

基準点利用法

SLAM+距離測定基準点(室内)
-SLAM100本体のみ
SLAM+GNSS及び基準局
– SLAM100+E300PrO+GNSS -E300PrO
画像+基準点-カメラ+ELCOVI

基準点なし

SLAM +RTK-SLAM100+SRTK+GNSS
SLAM +RTK+PPK-SLAM100+SRTK+E300Pro+GNSS

(※すべての方法が一人でも作業可能です)

SLAMと距離測定の基準点(室内)

🔵床や壁を基準として基準点をマークする
🔵基準点の相対的な位置 (X,Y,Z)を測定し、位置データファイルを作成する
🔵SLAM100のスキャン中(15秒間)、マーカーを設置する
🔵SLAM100のデータと位置情報を使用して、SLAMPOSTソフトで点群を計算する

SLAM+GNSSA基準点

🔵地面に基準点印を設置
🔵GNSS情報または基準局としてE300Proにて移動局の E300Proで基準点の位置測定
🔵基準点の座標、位置情報ファイルの準備
🔵SLAM100のスキャン中(15秒間)印に置く
🔵SLAM100のデータと位置情報に合わせてSLAM POSTソ
フトで点群計

画像+基準点-カメラ
+ELCOVISION

🔵90%が重なるように写真を撮影する
🔵地面にマーカーや基準点を配置するか、写真内の物体の相対位置を利用して基準点とすることができます
🔵屋外での場合、E300Proを使用して基準点の位置を測定できます
🔵室内の状況では、相対的な位置と距離を測定します
🔵基準点の座標、および位置情報ファイルの準備を行います
🔵ELCOVISION10ソフトウェアを使用して点群を計算します

SLAM+RTK+PPK - SLAM100+SRTK
+E300Pro+GNSS

移動局のSRTKGPSデータとE300Pro基準局の情報を使って、
PPKで解決可能です

SLAM100 ハンドヘルドレーザースキャナー

SLAM100は、360°回転ヘッドを備え、270°x 360°のポイントクラウドカバレッジを 作成できる装置です。この装置には、3つの5MP光学カメラが搭載されており、パノラマ画像を生成し、ポイントクラウドデータをカラーで表示するのに役立ちます。リアルタイムの3Dマッピングは、スマートフォンのSLAM GO APPで表示でき、PC 用のSLAM GOPOST Proソフトウェアにはさらに多くの機能が提供されています

『データクラウドと画像統合の概念図』

『部分的なパノラマ画像』

使用事例

住宅地図作成

体積の基礎計算

洞窟とトンネル

古代建物保護

デジタル管理

リバースエンジニアリング

出来形管理

林業調査

建築物件

都市計画

建物のモデリング

建物調査

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工業工学

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