原則適用で3次元モデルの作成が当たり前になった一方、実務でつまずくのは形状そのものではなく、「どの詳細度で、どの属性を、どの形式で納めるか」の判断です。 APEXは現況の点群取得から、詳細度300/400のモデル作成、IFC・J-LandXMLでの電子納品、照査シートの整備までを一貫して担当します。
図面PDF・点群・LandXML・Revit/Civil 3Dの原本 ── お手元にあるものだけで構いません。ブラウザから点群クラウド「Simple-Point」にアップロードいただければ、当日〜翌営業日に技術担当が内容を確認し、対応可否と概算をご返答します。
WHY IT’S HARD
詳細設計を受託した瞬間から発生する、この3つを引き取ります。
詳細度は構造物・部位ごとに、必要最小限のレベルを受発注者間の協議で設定する枠組みです。加えて属性情報は「後工程で使うことが明確なもの」を機械判読可能な形で持たせる考え方で、形状の詳細度とは切り離して考えます。この整理が曖昧なまま着手すると、後半でモデルを作り直すことになります。
APEXの対応:協議用の詳細度対応表と作成方針をたたき台としてご提出し、そのまま打合せ資料に使える形にします。
既存構造物や地形の3次元モデルを作ろうとしても、頼れるのは古い2次元図面だけ、というケースが少なくありません。外注で計測を挟むと、日程調整とデータ受け渡しで数週間が消えます。
APEXの対応:UAVレーザー・地上型レーザー・写真測量を自社で保有。足りない現況データはその場で取得の相談ができます。
主要構造物では3次元モデルと2次元図面の整合確認が原則です。さらに照査は「3次元モデル照査時チェックシート」を実施報告書に含めて納品する運用。ここを納品直前に始めると、必ず間に合いません。
APEXの対応:モデル作成と並行して照査項目を潰し、チェックシートと電子納品フォルダの形まで整えてお渡しします。
HOW TO ORDER
仕様書を用意する必要はありません。当社の点群クラウド Simple-Point にアップロードいただいたデータを見ながら、詳細度・範囲・納期を一緒に決めていきます。 大容量の点群もブラウザで共有できるので、ストレージやファイル便のやり取りが発生しません。
ブラウザだけで利用できる点群クラウドです。高スペックなPCの用意は不要です。
お客様点群(LAS/LAZ等)、図面PDF、LandXML、Revit/Civil 3Dの原本など、あるものだけで構いません。
お客様対象構造物・必要な詳細度・属性の要否を確認し、対応可否と概算・想定納期をご返答します。
APEX詳細度対応表と作成方針をご提示。発注者協議にそのまま使える形で整えます。
APEX進行中のモデルはSimple-Point上で随時ご確認いただけます。IFC/J-LandXMLと照査シートを添えて納品。
APEXBIM/CIMの見積で本当に効くのは、案件名や構造物種別よりも「実際のデータの状態」です。点群の密度、欠測の有無、既存図面の粒度、線形データの持ち方。 これを最初に共有いただければ、往復するヒアリングが1回で済み、着手までの日数が短くなります。Simple-Pointは、その受け渡しと以降の確認を同じ画面で完結させるための窓口です。
機密案件・NDA締結前の段階でも構いません。まずは構造物種別と工程だけお聞かせいただければ、必要なデータをご案内します。
REASON 1 ── 技術力
BIM/CIMのモデル品質は、実は入口の計測精度でほぼ決まります。APEXはドローン測量と3次元計測を本業として立ち上がった会社で、計測とモデリングが同じ社内にあることが最大の強みです。
計測して終わりではなく、点群解析クラウド Simple-Point を自社開発・運営しています。フィルタリング、セグメンテーション、分類といった処理をブラウザ上で扱える基盤があるため、 モデル化の前段で「どこまで現況を信頼できるか」を発注者・関係者と同じ画面で確認できます。2023年にはオーストラリアのSpacesium社との事業提携により、クラウド3DCADの提供も開始しました。


BIM/CIMの活用義務項目には「出来上がり全体イメージの確認」と「特定部の確認や情報伝達」が位置づけられています。つまり成果として問われるのは、モデルの中身以上に伝達できたかどうかです。 APEXはブラウザ共有・実物模型・ゲームエンジンによる体験という3つの伝え方を持っており、相手(発注者・地元説明・施工者)に応じて使い分けます。
REASON 2 ── 日本のBIM/CIM要件への知見
3次元モデルは「きれいに作る」ことと「要領に適合させる」ことが別の仕事です。国内の直轄土木業務・工事では、令和5年度から小規模なものを除き原則適用となり、 基準類は現在 「BIM/CIM取扱要領」(令和7年3月/国土交通省)に整理されています。APEXはこの前提でモデルの作り方を決めます。
詳細度は5段階で、これは形状の詳細さを示す指標です(属性情報の詳細度は現時点で定義されていません)。構造物・部位ごとに必要最小限のレベルを協議で設定します。 多くの詳細設計で中心になるのが詳細度300、配筋や附帯工まで必要な場合が詳細度400です。
| 詳細度 | 形状の表現 | 主な使いどころ | APEX対応 |
|---|---|---|---|
| 100 | 対象を記号や線、単純な形状でその位置を示したモデル | 計画・概略検討、位置関係の確認 | 対応 |
| 200 | 構造形式が判別できる程度のモデル(標準横断面のスイープ等) | 予備設計、比較案の検討、概略の干渉確認 | 対応 |
| 300 | 附帯工や接続部を除き、対象の外形形状を表現したモデル | 詳細設計の中心。出来上がり全体イメージの確認、関係機関協議、地元説明 | 中心的に対応 |
| 400 | 詳細度300に加え、附帯工・接続構造・配筋を含めて正確にモデル化 | 特定部の詳細確認、鉄筋の干渉チェック、施工計画への引き継ぎ | 対応 |
| 500 | 対象の現実の形状を表現したモデル(完成形状を反映) | 出来形・維持管理への引き継ぎ | 要相談(施工段階の実測が前提) |
※詳細度は「高ければ良い」ものではありません。必要のない部位を400で作ると工数と納期を無駄に押し上げます。APEXは部位ごとに落とす/上げる提案を含めてお出しします。
オリジナルファイルに加え J-LandXML 形式で納品する運用に対応します。
オリジナルファイルに加え IFC 形式で納品。オブジェクト分類の設定を含めて整えます。
各モデルを重ね合わせた統合モデルはオリジナルファイルで納品。干渉・取り合いの確認に使います。
後工程で活用することが明確な情報を、機械判読可能な形式で設定。積算での活用を想定する場合は体系コード・数量・規格の設定にも対応します。
主要構造物は整合確認が原則。3次元モデルから2次元形状を切り出す運用にすることで、整合を担保しやすい作り方をご提案します。
3次元モデル照査時チェックシートを整備し、実施報告書に含める形まで用意します。
こうした形式・運用の話は、モデルが完成してから対応すると手戻りになります。着手前の作成方針の段階で決めておくのがAPEXの標準的な進め方です。 最新版の基準・要領は改定されるため、案件着手時点の版に合わせて確認します。
WORKS
APEX株式会社では2021年の創業当初からBIM/CIMの作成を行っています。

法面保護、水路、道路拡幅の設計データおよび地質データを3次元モデル化。地形との取り合いを立体で確認できる状態にしました。

3Dモデルを活用して関連組織との協議に使える資料を作成し、プロジェクトの工程に沿って橋梁工事を段階的に分割。配筋の管理や将来の維持管理を見据えた作りにしています。

3Dプリンタで作成した模型を提示することで視覚的なフィードバックが得られやすく、設計内容についての合意形成が迅速に進みます。
FAQ
お手元にあるものだけで構いません。よくあるのは、既存の2次元図面(PDF/DWG)、点群データ(LAS/LAZ等)、線形のLandXML、Revit/Civil 3Dの原本、発注図書の該当ページです。Simple-Pointにアップロードいただければ、こちらで不足を洗い出してご案内します。
可能です。APEXはUAVレーザー計測・ドローン写真測量・地上型レーザー計測を自社で実施しているため、現況データの取得からご相談いただけます。計測とモデル作成を分けて発注する必要がありません。
そこが一番ご相談の多いところです。詳細度は構造物・部位ごとに必要最小限を協議で設定する枠組みなので、活用目的(全体イメージの確認か、特定部の確認か、施工への引き継ぎか)から逆算して決めます。協議用の詳細度対応表をたたき台としてご提出します。
対応します。地形・線形・土工モデルはオリジナルファイルとJ-LandXML、構造物モデルはオリジナルファイルとIFC、統合モデルはオリジナルファイル、という形式の整理を含めてご用意します。3次元モデル照査時チェックシートの整備もお任せいただけます。なお基準・要領は改定されるため、着手時点の版に合わせて確認します。
主な変数は、①対象構造物の種別と数量、②部位ごとの詳細度(300か400かで工数が大きく変わります)、③属性情報の範囲、④現況計測の有無、⑤納品形式と照査の範囲です。データを拝見した上で概算をお出しするのが最も早く、齟齬もありません。
構造物の規模と詳細度によって大きく変わるため、データ確認後にご提示します。工程が決まっている案件では、逆算して「どの部位をどの詳細度で作るか」を調整するご提案も可能です。
ブラウザから利用できるクラウドサービスで、高スペックなPCやソフトの導入は不要です。ご相談にあたっての利用条件は、アクセス時にご案内します。導入の可否に関わらず、通常のお問い合わせフォームからのご相談も受け付けています。
ご相談ください。要領適合が不要な案件では、目的に合わせて必要な詳細度まで割り切って作る設計にできるため、コストと納期を抑えやすくなります。
可能です。NDAの締結前でも、構造物種別と工程だけお聞かせいただければ、必要なデータのご案内までは進められます。
CONTACT
仕様が固まっていない段階が、いちばん相談しやすいタイミングです。
基準・要領は改定されます。本ページの記載は作成時点の整理であり、実案件では着手時点の最新版および発注者の指示に従って作成方針を確定します。