ビジョン

ドローンを活用した測量ソリューションは、少子高齢化で人材不足が叫ばれる建設業界において注目される“ICT”の象徴でもあり、測量士からそうでない人まで、幅広いユーザーを巻き込み、日本の建設マーケットを牽引するテクノロジーだといえるでしょう。そのドローン市場の中で、APEXは、設立以来、測量、解析業務を行い、技術部門の課題解決に特化したWebサービスを連動させ、測量事業を通じて、ドローン産業の活性化に努めてまいりました。APEXには長年の蓄積したドローン測量のノウハウとネットワークを有する強みがあります。さらに強い企業体質を獲得して飛躍していくために、3つのビジョンを掲げて歩みを進めていこうとしています。

ビジネスの可能性を信じて社会課題に挑戦します。

1つ目は、全国的に不足しているドローンオペレーターや解析技術者などの人材の育成。コロナ時代以降、さまざまな働き方が生まれ、多様化するビジネスシーンで組織にも新たな人材配置やそれに伴う組織体制、組織そのものの在り方が問われています。組織の成長には、次世代を担う若者の育成と成長が欠かせません。特に技術部門の領域については、業界として深刻な人手不足という問題を抱えており、次世代の人材育成は業界全体として乗り越えるべき大きな課題です。APEXでは社員全員が顧客志向を持ち、若手社員がベテラン社員、または役員と同等のナレッジ共有ができるシステムを構築して運用しています。それによって、組織としての経験値が積み上げられ、目の前の課題に追われることなく新たなビジネスや自己成長に投資する機会を得ることができます。

2つ目は、テクノロジー企業としての本質的な強みを高めていくこと。そのためには、世界中の新技術をいち早くキャッチアップして自社に取り込み、技術的な優位性とそれらを活用した業務への対応の強化を図っていくことが必要になります。つねにアンテナを高く張り、作業品質にこだわり、同時に様々な販売チャネルを開拓する。1人1人の社員の仕事領域と責任を明確にすることによって、個々の強みを高め、それらを結集して、企業としての強みをさらに高めていこうとしています。

そして、3つ目は、外部環境への対応と新たな事業モデルづくりの推進です。国内のみならず世界を視野に入れていくと、自らの事業の進化をつねに意識した取り組みをしていく必要があります。グッズの企画・販売という領域にとらわれず、コンテンツの企画や販路となる店舗企画や運営も含めた。“垂直統合”的な事業フィールド作りにも取り組み始めています。

APEXの事業は、ドローン×測量、それに伴う新たなニーズをお客様からヒアリングして課題解決をするための役割を担うことが中心でした。そうした役割を担うことによって、APEXならではの、「現場(技術者)の視点」から改善を重ねて新たなサービスを企画して、提供することができる強みがあります。APEXでは、好きなことを基本に楽しみながら、高い視点を持ってハードワークをする。 APEXを一人一人の力で強い企業にしていこうという空気で満ち溢れています。日本の測量、建設業界のさらなる発展を牽引していく気概を持ったメンバーと、日々挑戦をし、事業を進めてまいります