MetashapeはRGBまたはマルチスペクトルカメラからの画像を、高密度の点群、テクスチャ化されたポリゴンモデル、オルソ画像、DSM / DTMの形式で高精度の空間情報に処理できます。さらに後処理を行うことで、モデルから陰影やテクスチャのゴミを除去し、植生指数を計算し、農機具のアクションマップの情報を抽出し、高密度な点群データを自動的に分類することができます。
※植生指数とは植物による光の反射の特徴を生かし衛星データを使って簡易な計算式で植生の状況を把握することを目的として考案された指標
Metashapeは非常に高速な処理が特徴で、ドローンからの空中写真と地上カメラを使用した近距離写真の両方において一貫性のある高精度の結果を提供します(ドローン最大3cm程度、地上近距離からのカメラ撮影の場合は1mm程度)
TerraMapperはドローンで撮影した写真を読み込ませることで高密度点群の作成、DSM(デジタルサーフェスモデル)や、オルソ画像の作成を直感的な操作で作成することができます。
土木測量のための後処理機能が充実しており、土量計算や縦横断データの作成を手軽に行うことができるのが特徴です。
また、オルソ画像と等高線を重ねて表示することができるため、そういった2次元データを3次元点群から作成することでドローン測量で取得した写真データからオルソ図面を出力して計画の線形をトレースするといった使い方が可能です。
ジオイド計算機能が搭載されているためRTKドローンで撮影した写真についても特別なツールを使用することなく解析が可能です。
Pix4Dでは写真、赤外線画像、またはマルチスペクトル画像を解析することが可能です。
ドローンで撮影を行う場合は、Pix4Dcaptureを使用することで飛行したデータと撮影している画像データの転送を自動化することができます。
他のSfMソフトとは違った独自の写真位置精度を求めるアルゴリズムを使用してアライメント(カメラ位置調整前)の位置を正確に求めるといった特徴があります。作成した点群から、距離、面積、体積計算をすることが可能です。
マルチスペクトルカメラで撮影したデータの解析にも強く、農業用途での解析にも定評があります。
後処理ソフトの工程はSfMソフトで点群にしたデータを元に測量の成果物を作成していく工程です。
通常は3次元データのままデータを納品することは少ないため、3次元から2次元の従来の成果物を作成していきます。
後処理ソフトでは生成した点群データをベースに成果物を作成するため、点群の読み込み、加工、各種データ作成が主な機能となります。
点群データを読み込んでデータを編集することができる3次元CADと呼ばれるソフトウェアになります。
最終的な成果物を作成するためにドローンから取得したデータに限らず、実測した値や計画を元に設計データを読み込んで加工していくのも後処理ソフトでの処理工程になります。
SfMソフトでは作成することが困難なトレース作業も3DCADの特徴的な機能です。
pythagorasは日本では知名度は低いソフトですが、点群へのトレース機能の充実と作業のし易さにおいて他のソフトには無い独自の機能を持っています。
特に構造物の線形をトレースしていく作業は非常に優秀で、このソフトがあれば3DCADで行いたい作業のほとんどをスムーズに行うことができます。
GIS機能を搭載しているため、Google Earthと連携をさせることができます。市街地の浸水想定区域のようなGIS特有の地理情報データを作成して活用することも可能です。
Trend-one(トレンドワン)は、国土地理院の基盤地図情報を読み込んだ地図上からドローン測量の飛行計画の作成することができます。作成した飛行経路はKMLデータで出力することが可能です。
トレンドポイントと連携をすることができ、特にi-Constructionの対応ツールとして強力なソリューションです。
測量CAD・基準点・水準・用地・路線縦横断測量から、3次元計測、登記図面作成など様々な機能が搭載されています。
トレンドポイントは点群データを読み込み編集から2次元成果物の作成を可能にする後処理ソフトです。トレンドワンと連携することで直感的に線形トレース機能を活用できます。また、i-Constructionで規定される電子納品要領に対応しているため、帳票作成が簡単に行えるメリットがあります。
点群を読み込ませて処理をする場合の後処理ソフトとして使いやすく多機能なため、測量、建設分野で非常に高いシェアを誇ります。
トレンドコアは作成した点群データ(3次元データ)に設計寸法情報を重ね合わせた3DA(アノテーション)モデルを作成することが可能です。
4D機能を搭載しているため、建設現場の現場状況やスケジュール管理を3Dシュミレーションモデルで作成することが可能です。
作成した3Dモデルには寸法を入力することもできます。建設や設計分野でBIM/CIMモデルを作成するために特化した機能が多数備えられています。
ソフト導入検討はお気軽にご相談ください。