DJI Dock3

DJI DOCK3

DJI Dock 3は、ドローンの自動充電と自動データ転送を可能にするDJIの最先端技術を搭載したドローンボックスです。
ドローンを活用した業務の効率化と安全性が大幅に向上された設計が施されています。

主な機能

高速充電

前モデルと比較して
充電速度が最大30%向上しています。
これにより、より短時間でドローンを
充電することができます。
例えば、DJI Matrice 300 RTKを完全に充電するには、
前モデルでは約3時間かかっていましたが、
DJI Dock 3では約2時間で充電できます。

拡張された互換性

DJI Matrice 300 RTK、DJI Matrice 300、
DJI Mavic 3 Enterprise Advancedに加え、
DJI Matrice 4DとDJI Matrice 4TDにも対応しています。
これにより、
より多くのドローンを充電・管理することができます。

ユーザーインターフェースの改善

ユーザーインターフェースが改善され、
より直感的で使いやすくなっています。
例えば、OLEDスクリーンが搭載され、
ドローンの充電ステータスやエラーメッセージを
簡単に確認できるようになりました。
また、物理ボタンが追加され、
操作性が向上しています。

安全性の向上


安全性にも配慮されており、
異常な高温や過充電を検知すると、
自動的に充電を停止する機能が搭載されています。
また、IP68の防水・防塵性能を備えており、
屋外でも安心して使用することができます。

様々な利用シーン

■建設・土木工事の現場での測量や検査

リアルタイムのデータ転送により、現場の状況を即座に把握することができ、安全性も向上します。
さらにDJI FlightHub 2と組み合わせることで、ドローンの飛行計画を自動的に作成することができ、
測量や検査の精度と効率を向上させることができます。

■農業での作物の監視や農薬散布

高性能なカメラを搭載したドローンにより、作物の状態を詳細に把握することができます。
さらに自動的なデータ転送により、作物の健康状態や成長具合をリアルタイムで把握することができ、
適切なタイミングで農薬を散布することができます。
これにより、農薬の使用量を最適化し、環境への影響を最小限に抑えることができます。

■災害救助や捜索・救助活動

災害現場の状況を即座に把握することができ、救助活動の安全性が向上します。
さらに、長距離の伝送により、遠隔地からでもドローンの映像を確認することができ、救助活動の範囲を拡大することができます。
また、高性能なカメラを搭載したドローンにより、被災者の捜索や救助活動に必要な情報を収集することができます。

■車両に搭載して移動しながらの運用

DJI Dock 3は、車両に搭載して移動しながら運用することができます。
これにより、広範囲にわたる監視や捜索・救助活動を行うことができます。
また、自動的な充電・管理機能により、長時間の運用が可能になります。
さらに、耐候性に優れた設計により、様々な環境下での運用に適しています。

製品仕様

総重量55 kg(機体を除く)
実際の製品重量は、製造バッチの素材の違いや外的要因により、異なる場合があります。
サイズドックカバーを開いた状態:1760×745×485 mm(長さ×幅×高さ)
ドックカバーを閉じた状態:640×745×770 mm(長さ×幅×高さ)
入力電圧
100〜240 V(AC)、50/60 Hz
入力電力最大800 W
動作環境温度-30℃~50℃
保護等級IP56
収容可能ドローン数1
最大風圧抵抗(着陸時)
12 m/s
最大動作高度
4500 m
RTKベースステーション衛星の受信周波数同時受信:
GPS:L1 C/A、L2、L5
BeiDou:B1l、B2l、B3l、B2a、B2b、B1C
GLONASS:F1、F2
Galileo:E1、E5a、E5b、E6
QZSS:L1、L2、L5
RTKベースステーションの測位精度水平:1 cm + 1 ppm(RMS)
垂直:2 cm + 1 ppm(RMS)

新機能

リモートモニタリング

遠隔地からでもドローンの充電状況やデータ転送状況をリアルタイムで確認することができます。これにより、現場に出向くことなく、ドローンの運用状況を把握することができます。

他のDJI製品との連携

他のDJI製品と連携して使用することができます。例えば、DJI FlightHub 2と組み合わせることで、ドローンの運用をより効率的に行うことができます。また、DJI RC Plus 2 Enterpriseとペアリングすることで、単独での使用も可能です。

車両搭載によるモバイル設置

車両に搭載して移動しながらドローンを運用することができます。これにより、様々な環境に適応し、柔軟な運用が可能になります。

パフォーマンスの最大化

緊急離陸と展開

即座に離陸し現場へ向かい、最適な経路で目標地点(1km先・高度100m)まで
100秒以内で到達します。

リアルタイム映像

FlightHub 2の性能向上で映像遅延を大幅に削減し、
現場状況の即時把握と迅速な判断が可能です。

データの即時処理

飛行中のデータ送信とモデル化が可能で、
着陸後すぐにクラウドで3Dモデルを生成できます。
\お気軽にご相談ください/